ヘッドウォータースが新サービス開始、AIエージェント導入で年間172万時間削減

■生保・信託銀行など導入実績で効果証明、業務時間とコストを大幅削減

 ヘッドウォータース<4011>(東証グロース)とヘッドウォータースコンサルティングは12月27日、企業向けのAIエージェント導入支援を目的とした「業務可視化・コンサルティングサービス」の提供を開始したと発表。このサービスは、独自開発の診断ツールによる業務プロセスの可視化、AIエージェント導入の適性評価、企業規模に応じたカスタマイズ提案を特徴としている。

 導入事例として、生命保険会社での年間172万8000時間の業務時間削減、信託銀行での営業事務ミス60%削減、総合事業社での外部委託要員80%削減、生命保険会社での文書管理業務60%削減などの成果を上げている。これらの実績は、業務の無駄排除と効率化、ROIの向上、従業員の負荷軽減を実現している。

 今後の展開として、AIエージェントの活用範囲拡大、業界特化型ソリューションの開発、パートナー企業との連携強化を重点的に進める方針である。すでに大和証券とのAIオペレーター開発やJR西日本の駅員向け生成AIの開発支援など、具体的な取り組みを推進している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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