ウイン・パートナーズ、連結子会社通じ医療機器商社を完全子会社化
- 2025/12/29 07:34
- IR企業情報

■函館エリアの医療機器販売会社を取得、地域補完で顧客基盤拡充
ウイン・パートナーズ<3183>(東証プライム)は12月26日、連結子会社のウイン・インターナショナルが、医療機器販売を手がけるプラステンメディカルの全株式を取得すると発表した。取得方法は現金による株式取得で、同社は普通株式200株を取得し、議決権所有割合は100%となる。株式譲渡契約の締結日および実行日は同日で、効力発生日は2026年1月1日としている。
同社グループは「すべての人にベター・クオリティ・オブ・ライフを提供する」との企業理念の下、M&Aを通じた業容拡大を経営方針に掲げている。プラステンメディカルは北海道函館エリアを中心に医療機器販売事業を展開しており、北海道で事業を行うウイン・インターナショナルとの間で地理的な補完関係が見込まれる。今回の株式取得により、北海道エリアにおける顧客基盤の強化と事業規模の拡大を図る考えだ。
プラステンメディカルは1991年設立で、医療機器の販売、賃貸、修理および保守を手がける。直近2025年8月期の売上高は38億3046万4千円、営業利益は9億5249万円を計上している。取得価額は先方との合意により非公表とした。連結業績への影響は2026年3月期第4四半期から反映予定で、影響は軽微と見込むが、中長期的には企業価値向上に寄与するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















