ファーストコーポレーション、2031年に売上高1000億円目標、中長期ビジョン「First VISION 2031」策定

■28年までの「足場固め」で500億円達成、続くフェーズで大台狙う

 ファーストコーポレーション<1430>(東証スタンダード)は1月14日、創業20周年に向けた中長期ビジョン「First VISION 2031」を策定したと発表した。2031年5月期に売上高1,000億円の達成を掲げ、人的資本への大幅な投資とDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を成長の両輪に据える。

 同ビジョンは、2026年5月期からの6年間を2つのフェーズに分けている。第1段階の「フェーズ1(足場固め・基盤構築)」では、2028年5月期までに売上高500億円、営業利益35億円の達成を目指す。続く「フェーズ2(進化・飛躍)」では、2031年5月期に売上高1,000億円、営業利益率8%以上の実現を目標とする。同社は、過去の中期経営計画で不動産事業が好調に推移し、2025年5月期の実績が計画値を大幅に上振れたことを背景に、さらなる飛躍を目指すとしている。

 成長の鍵として、同社は「人的資本投資」を最重要施策に位置付けている。施工管理やDX領域の即戦力人材に加え、若手人材の積極採用を進め、従業員数を現在の180名規模から300名以上の体制へと拡大させる方針だ。具体的には、新卒採用の毎年30名以上の確保や、業界平均を上回る給与水準の維持、建設ディレクターの活用による現場の労働時間削減などを通じ、持続的な「組織力」と「現場力」の強化を図る。さらに、造注方式(設計・施工一体型の受注)や共同事業の推進、ホテルなどの非住宅分野への参入といった事業領域の拡大により、収益基盤の多様化と中長期的な企業価値向上を推進していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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