NEC、分散型コンピューティング基盤を提供開始、データセンターの省電力と効率化を推進

■リソースを柔軟配置、設備投資と運用コストの削減を実現

 NEC(日本電気)<6701>(東証プライム)は1月15日、サーバやGPUなどのコンピューティングリソースを柔軟に分散配置できる「NEC Composable Disaggregated Infrastructure ソリューション」を1月下旬から提供開始すると発表した。独自技術「ExpEther」を活用し、データセンターや研究機関における設備投資・運用コストの削減や省電力化を実現する。

 生成AIやデータ解析需要の拡大を背景に、データセンターではピーク時を想定した過剰構成や電力浪費、頻繁な設備更新が課題となっている。同ソリューションはCPUやGPUを筐体から分離し、ネットワーク上に分散配置することで、リソースを必要に応じて動的に構成できる点が特長だ。大阪大学との共同実証やNEC印西データセンターでの検証を通じ、実運用での有効性も確認している。

 100Gbps対応のExpEtherボードやGPU拡張IO Box、専用管理ソフトで構成し、高い拡張性と効率的な資源活用を両立する。未使用リソースの電源制御により消費電力を抑え、投資・運用コストの大幅削減に寄与する。提供価格は2,420万円からで、5年間で120億円の販売を目指す。大学などには専用システムとして展開する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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