ispace、宇宙戦略基金第2期に採択、月極域高精度着陸で2029年ミッションへ

ビジネス 万年筆 メモ

■支援上限額最大200億円、2029年ミッション6を視野

 ispace<9348>(東証グロース)は1月16日、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公募した宇宙戦略基金第2期の技術開発テーマ「月極域における高精度着陸技術」に採択されたと発表した。採択課題は「南極近傍への高精度着陸と通信中継衛星を用いた極域でのペイロード活動支援」で、支援上限額は最大200億円とされる。

 同採択により、同社は最長5年程度の支援を受け、2029年の高精度月面着陸を目指すミッション6に向けた月着陸船(ランダー)開発を正式に開始する。月南極近傍は水資源の存在が期待される永久影領域を含み、資源探査や将来のインフラ構築に不可欠な高精度着陸技術の確立が求められている。

 同社は、ミッション4で使用予定のシリーズ3ランダーを発展させ、極域での安定的な高精度着陸と長期運用(14日以上)を実証する計画だ。通信中継衛星は月面ミッション終了後も活用し、将来の月探査や有人活動を支える通信インフラ基盤の構築を視野に入れる。2026年3月期業績への影響は軽微としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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