富士製薬工業、ウステキヌマブBS皮下注90mgの製造販売承認を取得

■45mg製剤に続き倍量規格を追加、1回投与での治療が可能に

 富士製薬工業<4554>(東証プライム)は1月20日、ウステキヌマブ(遺伝子組換え)製剤のバイオ後続品(バイオシミラー)について、新規規格となる「ウステキヌマブBS皮下注90mgシリンジ『F』」の製造販売承認を取得したと発表した。今回の承認は、既に上市している45mg製剤とは有効成分含有量が異なる新規格に関するものだ。

 同剤は、2024年5月に発売した「ウステキヌマブBS皮下注45mgシリンジ『F』」の倍量となる90mgを含有する。従来は45mg製剤のみが提供されていたが、新規格の追加により、90mg投与が必要な患者では1回の注射で治療が可能となり、患者の負担軽減や医療現場の効率化につながる。国内先行バイオ医薬品には存在しない規格である点も特徴だ。

 同社は、2024年11月に公表した中期経営計画でバイオシミラー事業を成長戦略の柱の一つに位置付けている。今回の承認は、2018年11月に条件合意したアイスランドのAlvotechとのバイオシミラーパイプラインの一環であり、今後もラインナップ拡充を通じて、日本市場に高品質なバイオシミラーを提供し、医療現場や医療経済への貢献を強化する方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■オーダーメイド開発と人材リスキリングで業務変革を伴走支援  ベルシステム24ホールディングス<6…
  2. ■調査件数拡大と効率化で追徴税額1431億円  国税庁は12月、令和6事務年度における所得税および…
  3. ■企業の6.5%がクマ出没による業務影響と回答、宿泊業で4割に迫る  東京商工リサーチ(TSR)は…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  2. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…
  3. ■上場来高値更新の金先物、産金・再資源化・再販株に資金集結  当コラムでは昨年来、何度も金関連株を…
  4. ■地政学リスクの影が迫る市場、ヘッジ先は金関連株にあり  しばしばニュースで報じられる高齢ドライバ…
  5. ■金融政策転換が映す相場の地殻変動、投資視点は次の段階へ  長期にわたり株式市場を押し上げてきた金…
  6. ■為替が握る業績相場の行方、円安継続が選別相場を加速  株式市場が金融環境主導の相場から業績重視の…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る