ジェイテック、新卒テクノロジストの戦力化で下期収益拡大見通し、請負受託に回復の兆し
- 2026/2/2 07:59
- 決算発表記事情報

(決算速報)
ジェイテック<2479>(東証スタンダード、名証メイン)は1月30日に26年3月期第3四半期累計連結業績を発表した。技術職知財リース事業の請負受託案件の減少により減収減益だった。ただし通期増収増益予想を据え置いた。テクノロジストに対する需要が高水準に推移する見込みだ。請負受託の回復の兆しも見え始めているもようであり、積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。株価は25年11月の安値圏から反発し、その後は順調に水準を切り上げて戻り高値圏だ。目先的には第3四半期累計業績を嫌気する動きが優勢になる可能性もあるが、下値限定的だろう。
■26年3月期3Q累計減益だが通期増益予想据え置き
26年3月期第3四半期累計の連結業績は売上高が前年同期比1.6%減の24億93百万円、営業利益が43.3%減の1億30百万円、経常利益が53.9%減の1億06百万円、親会社株主帰属四半期純利益が54.9%減の67百万円だった。
減収減益だった。売上面は請負受託案件の回復遅れが影響した。利益面は販管費を圧縮したが、売上高の減少により売上総利益が減少した。セグメント別に見ると、技術職知財リース事業は売上高が1.6%減の24億93百万円、セグメント利益(全社費用等調整前営業利益)が7.6%減の4億93百万円だった。なお一般派遣およびエンジニア派遣事業は25年3月期より全業務を休止している。
全社ベースの業績を四半期別に見ると、第1四半期は売上高8億11百万円で営業利益22百万円、第2四半期は売上高8億15百万円で営業利益39百万円、第3四半期は売上高8億67百万円で営業利益69百万円だった。期末に向けて新卒テクノロジストの稼働が寄与する収益構造である。
通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比17.9%増の40億円、営業利益が21.5%増の4億円、経常利益が21.2%増の4億円、親会社株主帰属当期純利益が5.2%増の2億40百万円としている。配当予想は未定としている。
26年3月期も増収増益予想としている。テクノロジストに対する需要が高水準に推移する見込みだ。第3四半期累計の進捗率は低水準の形だが、期末に向けて新卒テクノロジストが戦力化して貢献するため下期偏重の収益構造であり、請負受託の回復の兆しも見え始めているもようだ。積極的な事業展開で収益拡大を期待したい。
■株価は戻り高値圏
株価は25年11月の安値圏から反発し、その後は順調に水準を切り上げて戻り高値圏だ。週足チャートで見ると13週移動平均線に続いて26週移動平均線を回復した。基調転換を確認した形だ。目先的には第3四半期累計業績を嫌気する動きが優勢になる可能性もあるが、下値限定的だろう。1月30日の終値は254円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS29円97銭で算出)は約8倍、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS177円22銭で算出)は約1.4倍、そして時価総額は約22億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)




















