ダイキョーニシカワの第2四半期は当初予想を上回ったことで、通期連結業績予想、配当共に上方修正へ

■日本、中国・韓国、アセアン、中米・北米の全地域で増収増益

 自動車樹脂部品のダイキョーニシカワ<4246>(東1)の第2四半期は、主要販売先への売上増により、当初計画を上回る増収増益で着地したことで、通期連結業績予想、配当も共に上方修正となった。

 第2四半期連結業績が当初予想を上回った要因としては、日本、中国・韓国、アセアン、中米・北米の全地域で増収増益となったことが挙げられる。

 そのため、第2四半期連結業績は、売上高は3億67百万円、営業利益は4億08百万円、経常利益は4億93百万円、純利益は2億83百万円当初予想を上回った。
 その結果、第2四半期連結業績は、売上高813億67百万円(前年同期比9.3%増)、営業利益84億08百万円(同13.3%増)、経常利益88億93百万円(同28.1%増)、純利益60億83百万円(同20.7%増)となった。

 第2四半期業績が当初予想を上回ったことで、通期連結業績予想も上方修正となった。

 売上高を50億円、営業利益を11億円、経常利益を13億円、純利益を6億円上方修正することになった。
 その結果、18年3月期連結業績予想は、売上高1670億円(前期比7.3%増)、営業利益167億円(同16.2%増)、経常利益173億円(同24.8%増)、純利益118億円(同16.9%増)を見込む。

 また、配当についても、中間配当を当初15円としていたが、16円に上方修正した。その結果、期末配当16円と合わせ年間配当32円となる。前期が28円であったので、4円の増配となる。

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