パイプドHDの子会社、パイプドビッツがヴィレッジヴァンガードコーポレーションの導入事例を紹介

「第2回雑貨大賞」の応募受付や一次審査等に「スパイラル(R)」を採用

 パイプドHD<3919>(東1)の子会社、パイプドビッツは、同社が提供する情報資産プラットフォーム「スパイラル(R)」を採用したヴィレッジヴァンガードコーポレーションの導入事例を紹介している。

 ヴィレッジヴァンガードコーポレーションは、「第2回雑貨大賞」の応募受付や一次審査、Web一般投票などの運営システム基盤に、パイプドビッツの情報資産プラットフォーム「スパイラル(R)」を採用した。

 雑貨大賞は、日本を代表するクリエイターを目指す人のためのアワード。前回(第1回)の応募作品は約800点にのぼり、受賞作品がメディアで大きな話題になったことや、副賞のヴィレッジヴァンガードによる商品化サポート等の魅力から、前回を超える応募が見込まれていた。そこでヴィレッジヴァンガードは、紙で回覧していた一次審査の手間削減や、SNS拡散を視野に入れた応募作品の一般公開及びWeb投票を実現するにあたり、「スパイラル(R)」を採用した。クリエイターの作品応募フロー、ヴィレッジヴァンガード社内の一次審査フロー、一般のWeb投票フローをPaaSプラットフォーム上に構築することで、個人情報管理のセキュリティ担保と円滑な運営の両立を、低コストで実現した。

応募受付業務を大幅に省力化

 「スパイラル(R)」が選定された決め手については、多彩な機能群と柔軟な開発環境を併せ持つPaaSならではのアプリケーション開発により短納期でシステム構築が可能だったことが主因で、構築期間わずか3日という開発スピードにより、遅延していた全体スケジュールをも巻き返すことができたこと等が評価された。また、応募者や投票者などの個人情報をセキュアに管理できる点や、費用面などから前回は導入を見送ったWeb投票も予算内で実現できる点も評価された。

 導入効果については、まず、応募受付業務を大幅に省力化できたことを挙げ、前回(応募数約800作品)の2倍弱にのぼる1,500点超の作品量は、従来の紙を用いた審査ではとても対応できなかった。しかし、「スパイラル(R)」でシステム化したことにより一次審査や審査通過処理をスムーズに進められたこと、応募受付締切から一般Web投票開始までを前回よりも短期間で開催できたこと、遠隔地の社内店舗スタッフも審査に参加できたこと等が非常に好評であった。また、前回以上に良いものにするために念願だったWeb投票を「スパイラル(R)」で実現したことにより、一般の方々も雑貨大賞に参加でき、より多くの方に雑貨大賞を楽しんでいただけたことにとどまらず、SNS拡散による認知向上やWeb投票増につながったこと、さらに、投票ページデザインを見やすい構成に工夫して、作品の詳細を個々に設けたことや、部門別投票の仕様などのこだわりを実現できた。

インタビューページ【株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーション】
http://www.pi-pe.co.jp/spiral-suite/case/vvc/detail.html

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