鉄建や日本電設などJR東日本の大規模改修費用を好感し大幅続伸

新幹線 のぞみ

■「新幹線鉄道大規模改修引当金積立計画」10年間に1兆円規模

 鉄建<1815>(東1・売買単位千株)は18日、大幅続伸の始まりとなり、取引開始後に12%高の263円(28円高)まで上げて東証1部銘柄の値上がり率2位に躍進した。JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020>(東1)が17日の夕方、「新幹線鉄道大規模改修引当金積立計画について」を発表し、平成43年4月~平成53年3月(10年間)に1兆406億円の大規模回収を行うとしたため、需要増加などに期待が膨らんでいる。

 株価は2月初には297円まで回復する場面があったため、この水準に近づくと戻り待ちの売りが増える可能性があり、当面は戻り売りをこなしながらの展開が予想される。日本電設工業<1950>(東1)なども高い。東北新幹線をほぼ毎月利用する市場関係者の感触では、福島圏内を通過中に瞬間大きな横揺れを感じることがあるという。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る