【引け後のリリース】米久が生産性改善などで2月通期の業績予想を増額

引け後のリリース

■1株利益は従来予想の106円を142円に引き上げ

米久<2290>(東1)は6日の大引け後、2015年2月期・第3四半期決算(連結、3~11月)を発表し、2月通期の予想を増額修正した。売上高の予想は据え置いたが、製造能力の増強、生産性の改善効果などにより、営業利益はこれまでの37億円を47億円の見込み(前期比2.4倍)に、純利益は同じく27億円を38億円の見込み(4.0倍)に引き上げた。

2月通期の予想売上高は従来予想の1500億円(前期比4.1%増)を据え置いたが、1株利益は営業・純利益などの増額にともない、従来予想の106.43円を141.90円に引き上げた。製造能力の増強、生産性の改善効果などに加え、営業拠点の新設や販促活動の強化などによる販売好調が寄与し、食肉相場の高値推移も追い風になった。

6日の株価終値は1900円(57円高)となり、小幅だが3日続伸となった。昨年は後半尻上がりの相場となり、前半の800円~900円の水準から11月には2150円まで上げた。その後も1800円前後で高値もみ合いを続けている。

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