ストリームの1月期は主力のインターネット通販などが好調に推移し2桁増益に

■今期業績も2桁増益を見込む

 ストリーム<3071>(東マ)は14日、16年1月期(15年2月~16年1月)の連結業績を発表した。

 売上高が230億1800万円(前年同期比13.1%増)、営業利益が3億7500万円(同34.0%増)、経常利益が3億7600万円(同25.1%増)、純利益が3億400万円(同16.6%増)となり、2桁増収増益を達成した。

 発表によると、インターネット通販事業は売上高が同11.6%増の208億7000万円、営業利益が同9.3%増の2億6000万円だった。

 「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」など外部サイトの販促イベントへの積極的な参加や売れ筋商材の確保、アイテム数の充実、および在庫の適正化の推進などが売上・利益を確保する大きな要因となった。主要商品の売上動向では、家電が同21.4%増、パソコンが同47.8%増、周辺機器・デジタルカメラが同7.2%増と前年の実績を上回り好調に推移した。

 その他事業は、売上高が同47.5%増の25億700万円、営業利益が同2.6倍の1億1400万円だった。

 子会社のエックスワンが扱う定番商品のインナップEXシリーズや主力商品「XLUXES」シリーズ及び「バイオックス水素」など、新製品の販売が好調に推移した。店舗展開では、直営店の「XLUXES GINZA」及び「XLUXES AOYAMA」で、新規顧客開拓と販路拡大策を継続展開した。
 
 通期の連結業績見通しは、売上高が256億5100万円(前期比11.4%増)、営業利益が5億1300万円(同36.8%増)、経常利益が5億円(同33.0%増)、純利益が3億8800万円(同27.7%増)と2桁増収増益を見込んでいる。

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