【株式市場】引き続き円高への懸念あり日経平均は続落だが新規上場銘柄は強い

株式市場

◆日経平均の前引けは1万7051円37銭(65円70銭安)、TOPIXは1367.08ポイント(15.00ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億2049万株

チャート9 16日前場の東京株式市場は、昨日に続いて円高への懸念が強いようで、トヨタ自動車<7203>(東1)などの自動車株が朝から総じて軟調に推移し、日経平均は朝方に166円23銭安(1万6950円84銭)まで続落した。その後は持ち直したが軟調で、前引けは65円70銭安(1万7051円37銭)だった。東証マザーズ指数と日経JASDAQ平均は堅調で続伸基調となっている。

 3月2日上場のバリューゴルフ<3931>(東マ)が15日の決算発表を好感してストップ高となり、AMBITION(アンビション)<3300>(東マ)は3月末の株式2分割などが好感されて大幅続伸。GMOメディア<6180>(東マ)は仮想通貨「ビットコイン」使用可能にと伝えられて急伸。

 本日上場の昭栄薬品<3537>(JQS・売買単位100株)は10時33分に公開価格1350円の48.2%高の2001円で初値をつけ、その後2501円まで上げて活況。前引けは2491円。

 東証1部の出来高概算は9億2049万株、売買代金は9272億円。1部上場1944銘柄のうち、値上がり銘柄数は738銘柄、値下がり銘柄数は1039銘柄となっている。

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