【株式市場】日経平均は5日ぶりの大幅反発となり直近上場株など高い

株式

◆日経平均の終値は1万7048円55銭(323円74銭高)、TOPIXは1369.93ポイント(24.88ポイント高)、出来高概算(東証1部)は20億1411万株

■本日上場のチエルは買い気配のまま初値つかず公開価格の2.3倍

チャート13 22日後場の東京株式市場は、13時にかけて円相場が強含む場面があり、日産自動車<7201>(東1)などがやや値を消したため、日経平均は前引けの337円高から126円高までダレた。しかしその後は再び持ち直して上げ幅を300円台に広げ、5日ぶりの反発となった。主な株価指数はすべて高い。

 後場は、鹿島<1812>(東1)が13時に発表した業績・配当予想の増額修正を好感して急動意となり、淺沼組<1852>(東1)は14時に増額修正を発表して急伸。任天堂<7974>(東1)は初のスマートフォン向けゲームなどが材料視されて高値圏で値を保ち続伸。RVH<6786>(東2)は3月初の業績予想の増額修正などが再燃して動意を強めた。上場2日目のフェニックスバイオ<6190>(東マ)は高値を更新し、上場3日目のアカツキ<3932>(東マ)は2日目までの冴えない相場が一変して高値更新。上場4日目の昭栄薬品<3537>(JQS)も高値を更新。

 本日新規上場のチエル<3933>(JQS・売買単位100株)は前後場とも買い気配のまま初値がつかず、大引けは気配値のまま上げる場合の上限に当たる公開価格810円の2.3倍の4090円で買い気配。教育用ソフトウエアなどを展開。

 東証1部の出来高概算は20億1411万株(前引けは9億885万株)、売買代金は2兆1784億円(同9646億円)。1部上場1946銘柄のうち、値上がり銘柄数は1732(同1688)銘柄、値下がり銘柄数は163(同183)銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種(前引けは全33業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、その他製品、精密機器、医薬品、海運、輸送用機器、情報・通信、ゴム製品、倉庫・運輸、パルプ・紙などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る