【株式市場】円高基調が鈍化し日経平均は大きく戻しマザーズ指数は高い

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の終値は1万7087円71銭(110円02銭安)、TOPIXは1374.69ポイント(5.89ポイント安)、出来高概算(東証1部)は22億477万株

チャート14 13日後場の東京株式市場は、前場の円高基調が一服基調になったため、前場2%近く下げていたトヨタ自動車<7203>(東1)ファナック<6954>(東1)が次第に値を戻し、新日鐵住金<5401>(東1)も堅調さを強め、日経平均は次第に回復して前場の一時369円46銭安(1万6828円27銭)、13時頃の310円安からは200円を超える上昇となった。

 ただ、東証マザーズ指数は堅調で、物色は中小型の材料株に向く印象があり、音声認識技術のフュートレック<2468>(東マ)アドバンスト・メディア<3773>(東マ)が活況高となり、空中結像技術のアスカネット<2438>(東マ)や新規抗がん剤開発のキャンバス<4575>(東マ)はストップ高。朝のニュース番組でデジタルマンガが伝えられたことが連想材料になりSmartEbook.com<2330>(JQS)も高い。

 東証1部の出来高概算は22億477万株(前引けは11億2979万株)、売買代金は2兆2479億円(同1兆755億円)。1部上場1860銘柄のうち、値上がり銘柄数は542(同284)銘柄、値下がり銘柄数は1222(同1491)銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種(同3業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、医薬品、陸運、空運、サービス、食料品、ゴム製品、、不動産、化学、パルプ・紙、水産・農林、などだった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る