帝国ホテルが国立西洋美術館の世界文化遺産推薦など材料に急反発

株式市場 銘柄

■国内GDP良好でタワー館の改修完了に注目する様子も

 帝国ホテル<9708>(東2・売買単位100株)は18日の後場も約7%高の2350円台で推移し、昨日午後の下げから急反発となった。昨日は14時に2016年3月期の決算を発表したあと値を消したが、本日は、朝発表の国内1~3月GDP(国内総生産)が良好だったことや、国立西洋美術館(東京・上野)が世界文化遺産に推薦されたことなどが期待要因になったとの見方が出ている。

 国立西洋美術館が世界文化遺産に登録された場合、都内では初めての世界遺産になり、一躍、最大級の観光名所として訪日外国人観光客(インバウンド)などの注目を集める期待が出ている。上野発祥の東天紅<8181>(東1)は一時10%高、精養軒<9734>(JQS)は一時13%高。帝国ホテルは4月にタワー館の客室改修(全361室)を終えたと伝えられており、稼働効果などが注目されている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る