27日(金)のNYダウ小反発、G7終了で来週の「週足」は3週連続高となるか

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5月27日(金)のNYダウは押し目買いで反発した。終値は44ドル高の1万7873ドルと前日の23ドル安を上回る反発となった。ただ、2日間の値動きは小さい。ドルは110円前半、原油は49ドル半ば。

NYダウ週足・終値チャートでは、当該週は274ドル高と前週の61ドル高に続いて2週連続高となった。ただ、2週合計の上げ幅は合計約335ドルで、直前の3週連続安の合計下げ幅約470ドルは取り戻せていない。来週は利上げ問題を抱えているし、G7のオバマ演出も終わることから3週連続高となるかどうかが注目される。

一方、27日(金)の日経平均は62円高と3日続伸し、3日合計の上げ幅は約335円となった。週足・終値チャートでは、当該週は98円高と3週連続上昇した。ただ、3週合計の上げ幅は約725円で、直前2週連続安の合計下げ幅約1470円の約半分を戻すにとどまっている。来週の週足・日経平均は今年2月上旬以来の4週連続高となるかどうかが注目される。

なお、27日(金)の日経平均のサヤは▼1038ポイントだった。

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