【株式市場】NY株高など好感し日経平均は総じて堅調さを保ち材料株も強い

株式市場

◆日経平均の前引けは1万6639円85銭(59円82銭高)、TOPIXは1337.39ポイント(4.96ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億8203万株

チャート4 7日前場の東京株式市場は、米FRB議長の発言を受けたNY株高や円安が好感されて朝方は自動車株などが強く、日経平均は88円96銭高(1万6668円99銭)まで上げて反発幅を拡大する場面があった。ただ、円安基調は長続きせず、トヨタ自動車<7203>(東1)が9時半には軟調に転換するなどで日経平均も一時43円80銭安まで軟化する場面があった。前引けは59円82銭高(1万6639円85銭)。主な株価指数は総じて高い。

 原油高を映して石油・資源関連株が堅調になり、ピジョン<7956>(東1)が第1四半期決算(2~4月)などを好感して年初来の高値に進み、コロプラ<3668>(東1)は主力ゲームのダウンロード数好調などで3日続伸。ヘリオス<4593>(東マ)リプロセル<4978>(JQG)は理化学研究所や京大、阪大などによるiPS細胞を用いた眼の難病治療が連想材料になり急伸。アドウェイズ<2489>(東マ)などのLINE関連株も再び動意。

 東証1部の出来高概算は7億8203万株、売買代金は7884億円。1部上場1956銘柄のうち、値上がり銘柄数は1073銘柄、値下がり銘柄数は692銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■2025年のパン屋倒産が急減、SNS発信とインバウンドが追い風  帝国データバンクは11月29日…
  2. ■「働いて働いて──」が年間大賞!多様な社会現象を映すトップテン発表  自由国民社は12月1日、年…
  3. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る