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旭化成、日本製鉄・日鉄物産と純チタン再資源化スキーム構築、食塩電解セル製造工程のスクラップ活用
- 2026/3/18 10:36
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■食塩電解セル製造で発生する純チタンスクラップを純チタン原料として再利用
旭化成<3407>(東証プライム)は3月18日、日本製鉄<5401>(東証プライム)および日鉄物産と協業し、食塩電解セルの製造工程で発生する純チタンスクラップを純チタン原料として再資源化するリサイクルスキームを構築したと発表した。塩素や苛性ソーダの製造に用いられる食塩電解セルでは、強い腐食性を持つ塩素が発生する陽極室側に高い耐食性を持つ純チタンが使用されており、製造工程では純チタンの加工端材などがスクラップとして発生している。
純チタンは加工性に優れる一方で極めて厳格な純度管理が求められる素材であり、スクラップを再溶解原料として利用する際には異材や異物の混入防止など高度な品質管理が必要となる。このため従来は、チタンスクラップのトレーサビリティー確保や品質管理が難しく、純チタンとしての再資源化は進まず、鉄鋼添加材などへのオープンループリサイクルが中心となっていた。
今回のスキームでは、旭化成が宮崎県延岡市の食塩電解セル製造工程で発生する純チタンスクラップをデジタル技術による管理体制のもとで分別し、日鉄物産が回収・加工を担う。その後、日本製鉄の再溶解プロセスの原料として再利用することで、純チタンとしての資源循環を実現する仕組みを構築した。旭化成は今後、日本製鉄と日鉄物産との連携をさらに深め、純チタンのリサイクル比率向上を図るとともに、貴金属のクローズドループリサイクルなど既存の取り組みと連動させ、クロールアルカリ業界全体の持続可能性向上に貢献していく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























