8日(金)のNYダウ250ドル高、雇用増が米・景気好調裏付ける、景気不振の日経平均はNYダウに3030ポイントの差

日インタビュ新聞ロゴ

 7月8日(金)のNYダウは好調な米国景気を反映し急伸、終値で年初来高値を更新した。とくに、景気の芳しくない日本のマーケット指標である日経平均はNYダウに対し、遂に3039ポイントもの大差をつけられた。

 この日、6月の米・雇用統計が発表となり市場の事前予想を上回る28.7万人の大幅な増加となった。情報サービス、娯楽、医療福祉、製造業などほぼ全般に好調で米国景気の好調さを裏付けた。ただ、5月の数値が速報値の3.8万人増から1.1万人増に下方修正されたことで、雇用が高値波乱の局面に入っているようだとの指摘もある。

■終値で年初来高値も場中値では高値に1ドル届かず

 ダウ終値は250ドル高の1万8146ドルと、終値ベースでは4月20日の1万8096ドルを抜いて年初来の高値。ただ、この日の場中値は1万8166ドルと4月20日の場中値1万8167ドルに1ドル届かなかった。

 ドルは100円後半、原油は45ドル前半。

 一方、8日(金)の日経平均は4日続落、4日合計の下げ幅は約670円に達した。アメリカに対し日本の景気の弱さが株価面に如実に現れている展開で、とくに、日経平均はNYダウに対しマイナス乖離が3030ポイントまで大きく拡大した。15年8月には、逆に、日経平均がNYダウに対しプラス3351ポイントだったことからみると、いかに、株価にとって景気が重要かがうかがえる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■年間供給1万8000戸、ナショナルビルダーへ加速  住友林業<1911>(東証プライム)は2月1…
  2. ■募集社数は減少も人数は78%増、製造業で顕著  東京商工リサーチは2月5日、2025年の上場企業…
  3. ■老朽化・投資不足が直撃、地方で倒産・廃業7割超  帝国データバンクは2月6日、2025年に発生し…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■経営統合や事業転換、ブランド強化など多様な狙いが背景  社名変更は、経営統合、事業構造転換、持株…
  2. ■4月相場を直撃する「トリプル安」、新年度相場は出鼻から波乱含み  4月1日は元来、証券業界にとっ…
  3. ■JR東日本、約40年ぶり運賃改定で鉄道株に注目  JR東日本<9020>(東証プライム)は3月1…
  4. ■中東情勢の行方が左右する「彼岸底」シナリオと原油危機回避の可能性  願わくば少なくともアノマリー…
  5. ■投資バリューは中立も株価材料として機能する局面も  株式市場は3月相場入りを控え、株式分割銘柄の…
  6. ■東京市場、株式分割ラッシュ拡大、値がさ化の進行が契機  3月相場は、また「二日新甫」である。「二…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る