【銘柄フラッシュ】フォーサイドなど急伸し任天堂は大引けに小反発

銘柄

 26日は、昨日ストップ安の急落となった任天堂<7974>(東1)が後場は持ち直して大引けは1.6%高と反発。ポケモン関連株人気の先導役であるだけに、関連株の急激な調整に歯止めがかかるか注目された。

 ポケモン関連株とされて26日も高かった銘柄は、ハピネット<7552>(東1)の5.2%高、タカラトミー<7867>(東1)の3.8%高、松尾電機<6969>(東2)の36.6%高、セレス<3696>(東マ)は「ポケモンGO」の課金に関する期間限定サービスが材料視されたようで4.9%高。東映アニメーション<4816>(JQS)も関連するとされて4.0%高。

 東証1部の値上がり率1位はホシデン<6804>(東1)となり、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を700円から1240円へ大幅に引き上げたとされて13.2%高。2位はメルコホールディングス<6676>(東1)の10.3%高となり、昨日発表の四半期決算と自社株買いが好感されて2011年以来の高値。共成レンテム<9680>(東2)は四半期決算などが好感されてストップ高の16.2%高。倉庫精練<3578>(東2)は旧・大証単独上場銘柄で時価総額基準に抵触する銘柄の猶予期間が迫るとされて何らかの対策への思惑が広がり12.4%高。

 ベガコーポレーション<3542>(東マ)は6月上場後の値もちが良く「第11回 日経IR・投資フェア2016」に出展とされて10.6%高。フリービット<3843>(東マ)は明日・27日から東証1部に昇格のため買われ6.3%高。フォーサイド<2330>(JQS)は中国最大のポータルサイト「新浪(sina)」やミニブログ「微博(weibo)」に載る広告などの指定代理店になったとされてストップ高の33.6%高。リプロセル<4978>(JQG)は東京工業大学とヒトiPS細胞を用いた共同研究契約などが材料視されてストップ高の19.1%高。コスモ・バイオ<3386>(JQS)は特許権の譲受などが材料視され9.5%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る