ラクオリア創薬は前週まで8週連続安、中国における特許で高いが今日の終値に注目集まる

■陰線が8本連続、仮に9週続落でも翌週が陽線なら底入れ感とか

 ラクオリア創薬<4579>(東証グロース)は3月3日、2日続伸基調となり、886円(21円高)まで上げた後も堅調で昨年来の安値圏から出直っている。2日15時、ナトリウムチャネル遮断薬(アミド誘導体)の中国における特許を発表し、好感された。同社が創出したNav1.7およびNav1.8ナトリウムチャネル遮断薬で、これにより日本、欧州、米国に引き続き中国でも知的財産権が強化されるとした。

 このところの株価は、前週までの週足で8週連続安となり、陰線が8本連続する長期低落相場となっている。このため株式市場関係者の中には、きょう3月3日(金)の終値が前週末の終値883円(2月24日)を上回るかどうかに注目する様子がある。上回れば9週ぶりの反発、下回れば9週続落。仮に9週続落となった場合でも、その翌週が陽線になり『9陰1陽』が現れれば底入れ接近の示唆になるという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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