バーチャレクス・コンサルティングの3月期第1四半期は2事業とも堅調で営業利益51百万円

■今期営業・経常とも大幅増益を見込む

 バーチャレクス・コンサルティング<6193>(東マ)の2017年3月期第1四半期連結業績は、売上高が9億31百万円、利益面は東証マザーズ上場に伴い販管費の一時的な支出が発生し、営業利益が51百万円、経常利益が49百万円、四半期純利益が33百万円となった。

 セグメントを見ると、IT&コンサルティング事業では、ストックビジネスのCRM ITサービスは堅調に推移し、コンサルティングサービスは着実に新規案件を獲得するとともにプロジェクト採算性の向上に努め、売上高は3億97百万円、営業利益は1億37百万円となった。

 アウトソーシング事業では、既存顧客案件が堅調に推移し、売上高は5億34百万円、営業利益は96百万円となった。

 今3月期業績は、売上高42億31百万円(前期比9.5%増)、営業利益3億53百万円(同37.2%増)、経常利益3億50百万円(同39.6%増)、純利益2億29百万円(同9.7%減)と営業・経常とも大幅増益を予想している。なお純利益が減益予想となるのは、繰り延べ税金資産の計上で前期の税負担が軽減され今期は平準化することが要因となる。

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