上場4日目の串カツ田中は上げ一服商状となり売買交錯

株式市場 銘柄

■株価・PERとも大台達成するが「初押し買い」好機の見方も

 上場4日目となった串カツ田中<3547>(東マ・売買単位100株)は20日、取引開始後に6320円(100円)まで上げて売買交錯となり、10時にかけては5960円(460円安)前後で推移。前売買日までの連日高値更新からは上げ一服となっている。

 首都圏で「大阪の味」を提供し、初値は上場初日・14日の4425円(公開価格3900円の13%高)。以後、連日高値を更新してきたが、前週末16日に6000円の大台に乗り、会社発表の今期予想1株利益195円ちょうどから見たPERが30倍台に乗ったため、一部には先的にキリのいい水準に達したとの指摘がある。ただ、株式市場にはジンクスとして「初押し買い」という経験則があり、騰勢が始まって最初の反落は小休止にとどまることが少なくないとされる。逆張り買いの好機になる可能性があるようだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. 【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】 ■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
  2. ■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開  3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で…
  3. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  4. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  5. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  6. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る