4月に東証1部昇格の鳥貴族が続伸、半年ぶりに2400円を突破

株式市場 銘柄

 280円均一の焼鳥チェーン、鳥貴族<3193>(東1・100株)は26日株価が前日より98円高い2407円と上げた。2400円台回復は3月10日以来の半年ぶりとなる。今月7日に7月中旬以来の2000円台回復を果たしたばかり。8月31日の年初来安値1764円から一転、年初来高値2640円に迫る上昇をみせている。

 外食産業が苦戦するなか、280円均一を維持して来客数を伸ばした。努力の結果、2016年7月期は高い水準で増収増益となった。売上高245億900万円(前年比31.3%増)、営業利益15億9500万円。2017年7月期予想も新店効果で、売上高、営業利益ともに20%以上の伸びを予想している。

 8月末に見込みを上方修正し、株価を上げていた。上値の重い動きだったが、前述のとおり2000円台に乗せた。大きく反応したのは正式発表後の9月12日。窓を開け、92円上昇の2141円。年初来高値2640円を短期目標にしたい。今年4月に東証1部に昇格し、好業績の決算発表。注目が続けば3000円台もうかがえる。

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