フュートレックは第2四半期の上方修正を発表

■営業利益は既に通期予想の2.3倍、経常利益は2.45倍、純利益3.3倍

 フュートレック<2468>(東2)は第2四半期の上方修正を発表した。

 売上高は前回予想を85百万円上回る17億85百万円(前回予想比5.0%増)、営業利益は85百万円上回る2億75百万円(同44.7%増)、経常利益は90百万円上回る2億70百万円(同50.0%増)、純利益は45百万円上回る1億65百万円(同37.5%増)と利益面では当初予想を大幅に上回る見通し。

 「ライセンス事業において、前回修正時の予想に織り込んでいない利用実績報告による売上が計上されたこと、及び受託案件における仕掛品計上額が前回修正時の想定値を上回る見込みとなったこと」と上方修正要因を挙げている。

 通期業績予想に対する進捗率は、売上高48.2%、営業利益229.2%、経常利益245.4%、純利益330.0%と売上高はほぼ計画通りであるが、営業利益は既に通期予想の2.3倍、経常利益は2.45倍、純利益3.3倍となっている。

 通期業績予想に関しては、下期の業績予想を精査中としているが、第2四半期の利益が急増していることから、上方修正の可能性は高いといえる。

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