【株式市場】好決算銘柄は高いが急激な円高など影響し日経平均は一時332円安

株式

◆日経平均の前引けは1万6888円78銭(245円90銭安)、TOPIXは1345.24ポイント(23.20ポイント安)、出来高概算(東証1部)10億2557万株

チャート14 4日(金)前場の東京株式市場は、米大統領選でトランプ氏が当選した場合の経済政策などに不透明感があるとされて円相場が約1カ月ぶりに1ドル102円台の円高となり、日経平均は10月20日以来の1万7000円割れの始まりとなり、11時にかけて332円70銭安(1万6801円98銭)まで下押す場面があった。前引けも245円90銭安(1万6888円78銭)となり、主な株価指数はそろって安い。

 円高でもルネサスエレクトロニクス<6723>(東1)は四半期決算が好調と受け止められて大きく出直り、カジュアル衣料のアダストリア<2685>(東1)、シューズ量販のエービーシー・マート<2670>(東1)なども高い。CRIミドルウェア<3698>(東マ)はVR(仮想現実)映像ゲーム市場の拡大などが言われて上げ、ジオネクスト<3777>(JQG)は全体相場が大幅安の中で低位株物色とされて高い。

 東証1部の出来高概算は10億2557万株、売買代金は1兆1488億円。1部上場1986銘柄のう

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