新明和工業は救難飛行艇「US2」のインド輸出が好感され活況高

株式市場 銘柄

■まずは金額よりも実績作りを好感する様子

 新明和工業<7224>(東1・売買単位千株)は7日の前場、12%高の937円(104円高)まで上げて戻り高値を大きく更新し、11時を過ぎては7%高の60円高前後で推移。インド政府が同社開発・生産の救難飛行艇「US2」を12機購入する方針と伝えられ、出来高もすでに最近の一日分を上回る大商いとなっている。

 同社の「航空機セグメント」の売上高は、第2四半期決算(2016年4~9月、連結)の段階で約199億円となり、売上高924億円の約21%。このたびのインド政府による救難飛行艇「US2」12機の購入は「総額15億~16億ドル(約1600億円)程度」日本経済新聞11月06日付朝刊)。防衛装備品の輸出にも関連する案件のため、まずは金額よりも実績作りを好感する様子がある。

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