【株式市場】円高など影響し日経平均は一時198円安となり2日続落だが材料株など強い

株式

◆日経平均の終値は1万8274円99銭(151円09銭安)、TOPIXは1466.96ポイント(11.02ポイント安)、出来高概算(東証1部)は20億6800万株

チャート11 5日後場の東京株式市場は、イタリアの国民投票結果による首相辞任観測などを受けて円相場が一段強含む動きになり、トヨタ自動車<7203>(東1)が13時頃にかけて軟調の度を強めるなど主力株が冴えず、日経平均も13時にかけて198円69銭安(1万8227円39銭)まで下げ幅を広げる場面があった。主な株価指数では東証2部指数が小高い。

 2日に四半期業績を発表した日本駐車場開発<2353>(東1)が一段高となり、ショーワ<7274>(東1)はSMBC日興証券の投資評価が好感されて高値に進み、DMG森精機<6141>(東1)はクレディ・スイス証券の投資判断などが好感されて高値を更新。ソケッツ<3634>(東マ)は今期の業績上ブレ期待などが言われてストップ高。JALCO<ホールディングス<6625>(JQS)はカジノ解禁を含む法案が衆院の委員会で可決されたことなどが言われてストップ高。

 東証1部の出来高概算は20億6800万株(前引けは10億425万株)、売買代金は2兆2937億円(同1兆794億円)。1部上場1990銘柄のうち、値上がり銘柄数は539(同476)銘柄、値下がり銘柄数は1327(同1372)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は7業種(前引けは5業種)のみとなり、値上がりした業種は、水産・農林、海運、卸売り、機械、化学、パルプ・紙、石油・石炭が高い。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る