【株式市場】米国の利上げによる円安は好感するが日経平均は183円高のあと値を消し小幅安

株式

■新規上場のキャリアインデックスは公開価格の1.5%高で初値つく

◆日経平均の前引けは1万9225円24銭(28円37銭安)、TOPIXは1538.99ポイント(0.30ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億1793万株

チャート16 15日(木)前場の東京株式市場は、米国の利上げ発表を受けてNYダウは8日ぶりに反落したが、ドルが買われて円安が進んだためトヨタ自動車<7203>(東1)などが上げ、日経平均は取引開始後に183円29銭高(1万9436円90銭)まで上げて2日ぶりに2015年12月18日以来の高値を更新した。その後はソフトバンクグループ<9984>(東1)の下げの影響などがあり、日経平均は次第に値を消して前引けは28円37銭安(1万9225円24銭)となった。ただ、TOPIXと日経JASDAQ平均は堅調。

 三菱自動車<7211>(東1)が円安、ルノー・日産グループとの協業拡大、プーチン・ロシア大統領の来日にともなう対ロ経済協力関連株としての思惑などを材料に上げ、安永<7271>(東1)はリチウムイオン電池素材に関連する期待が衰えず大幅高。伏木海陸運送<9361>(東2)は日ロ間で定期船を運航するとされて急伸。ブランジスタ<6176>(東マ)はスマートフォン向けゲームなどが材料視されて急伸。ナガオカ<6239>(JQS)は原油価格の回復が好感されて急伸。

 15日、新規上場となったMS-JAPAN<6539>(東マ・売買単位100株)は企業エグゼクティブに特化した人材紹介などを行い、9時13分に公開価格2080円を5.7%上回る2200円で売買が成立し初値がついた。前引けは2226円。

 東証1部の出来高概算は12億1793万株、売買代金は1兆3652億円。1部上場1998銘柄のうち、値上がり銘柄数は880銘柄、値下がり銘柄数は981銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は12業種となり、値上がり率上位の業種は、輸送用機器、精密機器、海運、小売り、ガラス・土石、その他金融、金属製品、などとなった。

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