綿半ホールディングスの12月全店売上高はJマートがグループ入りし、前年同月比34.1%大幅増

■年末商材のグリーン部門や惣菜部門が好調

 綿半ホールディングス<3199>(東1)は10日、12月の月次売上状況(スーパーセンター事業16年12月度の速報値)を発表し、全店売上高は前年同月比134.1%、既存店は98.8%だった。

 既存店は、「綿半スーパーセンター塩尻店」オープンに伴い昨年11月下旬から12月中旬まで近隣店舗協賛セールを実施した反動で、月前半の売上が減少した。一方で、年末商材のグリーン部門や 惣菜部門が好調であったことに加え、ペットフードをはじめEDLP(エブリデ-・ロー・プライス)戦略の効果が順調に現れたこともあり、月後半は順調に推移した。

 全店売上高は15年4月から21ヵ月連続のプラスだった。昨年11月にグループ入りした「J マート」が加わったことが寄与し、前年同月比34.1%と大幅に増加した。

 なお、1月1日から「キシショッピングセンター」は「綿半フレッシュマーケット」に商号変更。1月5日にはグループ共同仕入を目的とした「綿半パートナーズ」を新たに設立した。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■GHG排出量削減に貢献  東洋製罐グループホールディングス<5901>(東証プライム)グループの…
  2. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  3. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…
  2. ■GW市場動向と投資家心理  『目出度さも 中くらいなり おらが春』と詠んだのは小林一茶である。季…
  3. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  4. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る