アルコニックスが活況高、アルミや銅の上昇など受け業績上ぶれ観測

株式市場 銘柄

■「銅」日本時間16日の時間外取引で年初に比べ7%高と伝えられる

 アルコニックス<3036>(東1)は17日の後場、14時にかけて1650円(17円高)前後で推移し、出来高もすでに1月に入ってからの一日平均出来高を上回り活況となっている。非鉄金属やレアメタル、レアアースなどの専門商社で、同日付の日本経済新聞がアルミや銅の相場上昇を受けて製品の取扱数量が増え、2017年3月期の連結経常利益が会社予想(39億円)から3億円上ぶれする見通しだと伝え、注目再燃となった。

 銅の市況は直近一段高の様相を呈し、同紙は、指標となるロンドン金属取引所(LME)の3カ月先物が日本時間16日の時間外取引で1トン5895ドル前後となり、年初に比べ7%高く、2016年11月末の直近高値に接近と伝えた。アルコニックスをはじめ、非鉄金属関連銘柄の業績押し上げ要因として注目されている。

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