【株式市場】好決算銘柄や材料株が強く日経平均は伸びきれなかったが続伸

株式

◆日経平均の終値は1万8976円71銭(58円51銭高)、TOPIXは1520.42ポイント(5.43ポイント高)、出来高概算(東証1部)は17億9766万株

チャート5 6日後場の東京株式市場は、取引終了後にトヨタ自動車<7203>(東1)の四半期決算発表があり、日本株の代表格として米トランプ大統領の意向がどのように影響するか見定めたい雰囲気があり、材料株や好業績株は強いが、日経平均は13時にかけて一時18円80銭安(1万8899円40銭)まで軟調転換する場面があった。一方ではトランプ大統領の金融規制緩和姿勢が好感されて大手銀行株が強く、その後は持ち直した。、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、13時に第3四半期決算を発表した住友ベークライト<4203>(東1)や14時に発表した新興プランテック<6379>(東1)が一段高となり、前売買日に発表したミロク情報サービス<9928>(東1)は一段ジリ高。アクセルマーク<3624>(東マ)は前売買日に発表の四半期決算が好感されて一段高のストップ高。デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576>(JQG)は緑内障などに関する開発権や販売権の付与とライセンス収入などが好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は17億9766万株(前引けは9億2657万株)、売買代金は2兆1807億円(同1兆846億円)。1部上場2002銘柄のうち、値上がり銘柄数は1132(同1103)銘柄、値下がり銘柄数は728(同733)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は24業種(前引けは25業種)となり、値上がり率上位の業種は、水産・農林、金属製品、銀行、情報・通信、海運、ガラス・土石、証券・商品先物、医薬品、ゴム製品、などだった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る