【株式市場】円高が一服し日経平均は後場堅調になり小幅だが3日ぶり反発

株式

◆日経平均の終値は1万9251円08銭(16円46銭高)、TOPIXは1547.01ポイント(2.47ポイント高)、出来高概算(東証1部)は14億9739万株

チャート5 20日後場の東京株式市場は、正午過ぎから円相場が弱含んだため株価指数連動型の買いなどに支えられて日経平均は堅調転換する始まりになったが、引き続き主力株の上値が重く、大引けまで15円高(1万9250円)をはさんで小動きが続いた。3日ぶりに小反発。ただ、ソフトバンク<9984>(東1)の271円高が計算上は日経平均を10円引き上げたとされ、これがなければ続落だった。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 後場は、武田薬品工業<4502>(東1)が中盤にかけて一段強含んで年初来の高値に進み、東芝<6502>(東1)は5日ぶりに堅調で小反発。ヨネックス<7906>(東2)は17日に株式4分割を3月末に行うとの発表が好感され急伸。グレイステクノロジー<6541>(東マ)も3月末の株式4分割に期待が衰えず出直り拡大。セリア<2782>(JQS)は17日に業績予想の増額と3月末の株式2分割を発表し急伸。

 東証1部の出来高概算は14億9739万株(前引けは7億9132万株)、売買代金は1兆7127億円(同8369)億円。1部上場2002銘柄のうち、値上がり銘柄数は1057(同708)銘柄、値下がり銘柄数は783(同1134)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は20業種(前引けは7業種)となり、値上がり率上位の業種は、ゴム製品、情報・通信、空運、海運、電力・ガス、銀行、小売り、その他金融、金属製品、などだった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る