【銘柄フラッシュ】さいか屋など低位株が急伸し新規上場のファイズは買い気配のまま初値持ち越す

銘柄

 15日は、神戸物産<3038>(東1)が14日発表の第1四半期決算を評価する動きとされて後場一段高の8.7%高となり、東証1部の値上がり率1位。アミューズ<4301>(東1)は業績予想の増額などが好感されて7.7%高と急伸し東証1部の値上がり率2位。市光工業<7244>(東1)はクレディ・スイス証券による目標株価の引き上げが伝えられて7.5%高となり東証1部の値上がり率3位。

  15日、新規上場となったファイズ<9325>(東マ・売買単位100株)は前後場とも買い気配のまま初値がつかず、大引けは気配値のまま上げる場合の本日上限値段の2875円の買い気配(公開価格1250円の2.3倍)となった。

 さいか屋<8254>(東2)は2月決算への期待に加え、輸出関連主力株が重いため低位株物色の活発化期待も言われて急伸し20.7%高。タカトリ<6338>(東2)は電子関連機器の子会社を中国に設立することなどが材料視されてストップ高の18.1%高。児玉化学工業<4222>(東2)は第3四半期で赤字が大きく改善し、輸出関連の主力株が重いため低位株物色が活発化する期待が再燃し10.0%高。

 クラウドワークス<3900>(東マ)は引き続き政府のフリーランス支援策などが材料視され11.3%高の大幅続伸。ストリーム<3071>(東マ)は今期の利益V字回復の見通しなどが好感されて5.6%高。

 山王<3441>(JQS)は業績予想の増額などが好感されてストップ高の15.3%高。アイケイ<2722>(JQS)は2月締めの第3四半期決算に期待とされたほか、年初からの波状高に弾みがついたとの見方もあり大幅続伸の14.4%高となった。

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