ピックルスコーポレーションの今18年2月期は新規顧客開拓、既存顧客の深耕により増収大幅増益を見込む

■契約栽培の拡大による原料野菜の安定調達と原材料購買方法の見直しなどで原料コスト増加の抑制を図る

 ピックルスコーポレーション<2925>(東2)の今18年2月期連結業績予想は、売上高372億32百万円(前期比4.0%増)、営業利益13億81百万円(同77.0%増)、経常利益14億51百万円(同67.2%増)、純利益9億63百万円(同75.7%増)と増収大幅増益を見込む。

 売上高に関しては、「ご飯がススム」をはじめとしたナショナルブランド商品の拡販を軸としたブランド力の向上により、新規顧客開拓や既存顧客の深耕を推進する一方で、浅漬、キムチ、惣菜製品及びその他新たなカテゴリーの製品開発や他社との共同開発に積極的に取り組むことで、増収を目指す。

 利益面については、前期に天候などの要因により白菜、胡瓜等の野菜価格が高騰し売上原価率が上昇したことを踏まえ、契約栽培の拡大による原料野菜の安定調達と原材料購買方法の見直しなどを継続実施し原料コストの増加の抑制を図ることで、大幅増益を見込む。

 なお、九州地区における供給体制を強化するため、新工場の設立を進める。

 一株当たり純利益は、前期の105円63銭から164円95銭と大幅に伸びる見込み。

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