カネミツは17年3月期通期業績予想と期末配当の上方修正を発表

■新規に立ち上げた製品の伸長等から受注状況が好調に推移し、当初予想を上回る見込み

 カネミツ<7208>(東2)は13日引け後、17年3月期通期業績予想と期末配当の上方修正を発表した。

 17年3月期通期連結業績予想の売上高は、前回予想を1億60百万円上回る90億60百万円(前回予想比1.8%増)、営業利益は1億80百万円上回る9億70百万円(同22.8%増)、経常利益は1億80百万円上回る9億20百万円(24.3%増)、純利益は70百万円上回る7億20百万円(同10.8%増)を見込む。

 前期比では、売上高7.5%増、営業利益42.4%増、経常利益62.0%増、純利益73.9%増と増収大幅増益を見込む。

 上方修正の要因としては、新規に立ち上げた製品の伸長等から受注状況が好調であったことから、個別売上高は当初予想を8%上回る見込みとなり、利益面でも当初予想を上回る見込みとなった。

 個別で当初予想を上回る見込みとなったことから、連結業績予想も上方修正となった。

 業績が当初予想を上回ることから、配当についても当初の期末配当9円50銭から12円(普通配10円、記念配2円)へ上方修正した。第2四半期の9円50銭と合わせると年間21円50銭と3円の増配となる。

 13日の株価は、年初来の最安値941円を付けた後、前日比18円安の952円で引けている。PBR0.65倍と割負け感が強いことから反発が期待できる。

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