農業総合研究所は第2四半期業績など好感されて3日続伸基調

株式市場 銘柄

■直売コーナー設置店は半期で680ヵ所から851ヵ所に増加

 農業総合研究所<3541>(東マ)は19日、3日続伸の始まりとなり、10時にかけては5630円(140円高)まで上げる場面を見せて出直りを強めている。4月12日に第2四半期決算(2016年9月~17年2月)を発表し、売上高が前年同期比34%増加したことなどが好感されている。

 各地の集荷場に農業生産者が野菜や果物、花などを持ち込み、スーパーマーケットなどに設けた直売コーナーにスピード配送。この第2四半期は、集荷場が前期末(8月末)に比べて4拠点増加して北は山形県から南は沖縄県まで61拠点になり、直売コーナーを置く委託販売システム採用店舗数は前期末の680ヵ所から851ヵ所に増加した。営業利益は減益だったが人員拡充など積極的な投資を行った。集荷場には直営と共同運営があり、日本郵政<6178>(東1)の地域郵便局や鴻池運輸<9025>(東1)神姫バス<9083>(東2)などの協力も得られているという。(HC)

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