JFEシステムズは2期連続の最高益更新を達成、期末配当の上方修正も発表

■JFEスチール製鉄所のシステム刷新が本格化

 JFEシステムズ<4832>(東2)の17年3月期業績は、鉄鋼事業の本格化もあり、2期連続の最高益更新を達成した。

 17年3月期連結業績は、売上高390億92百万円(前年同期比5.6%増)、営業利益22億89百万円(同17.0%増)、経常利益22億97百万円(同17.6%増)、純利益12億65百万円(同11.6%増)と増収増益であった。

 鉄鋼事業で、JFEスチール製鉄所のシステム刷新が本格化してきたことが業績を牽引している。
 なお、JFEスチール製鉄所のシステム刷新については、2020年頃まで継続すると予想されることから、今期18年3月期も好業績が見込まれる。

 なお、17年3月期の業績が好調であったことから、期末配当についても当初予想38円から44円に上方修正された。

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