エルテスが出直り強める、業績好調で5月末の株式分割も好感

株式市場 銘柄

■ネット「炎上」などのソーシャルリスク対策で先行

 ネット「炎上」対策などのエルテス<3967>(東マ)は27日の後場一段強い相場になり、7%高の7190円(450円高)まで上げて3日続伸基調の出直り継続となっている。今2月期の業績見通しを売上高、営業利益とも30%の増加とする上、5月31日現在の株主を対象に株式2分割を行うため、買いが入りやすい展開になっている。

 今期・2018年2月期の業績見通しは、純利益を54%の増加と見込み、予想1株利益は31円45銭。PERが200倍を超えるため慎重な姿勢はあるが、「独自の炎上データベースを活用した検知システムにより、ソーシャルリスクをいち早く検知」するソーシャルリスク・ソリューション事業には類似銘柄が少ないため、高PERについては期待の高い証拠との受け止め方もある。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
  2. ■長時間立ち仕事や長距離歩行の負担軽減、安全で快適な勤務環境を整備  日本航空(JAL)<9201…
  3. ■「ポケモンフォレスト」と「カヤツリタウン」2エリア構成、冒険とイベントを一体化  よみうりランド…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  2. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  3. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  4. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  5. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  6. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る