【株式市場】日経平均は反落するが好業績株が選別買いされけっこう持ち直す

株式

◆日経平均の終値は1万9883円90銭(77円65銭安)、TOPIXは1580.71ポイント(6.15ポイント安)、出来高概算(東証1部)はSQ算出が加わり22億4862万株

チャート16 12日後場の東京株式市場は、円相場がやや反動高の様子のため好業績株を選別買いする展開になり、日経平均は軟調だったが前場の安値1万9809円91銭(151円64銭安)を割らずにもみ合い、大引けにかけてはけっこう持ち直した。主な株価指数の中では東証2部指数が高い。

 正午前に決算を発表したシャッターの三和ホールディングス<1801>(東1)マーキュリアインベストメント<7190>(東2)力の源ホールディングス<3561>(東マ)が上げ、13時に発表した日産化学工業<4021>(東1)シンフォニアテクノロジー<6507>(東1)は急伸。14時過ぎに発表した大成建設<1801>(東1)ヤクルト本社<2267>(東1)東京急行電鉄<9005>(東1)なども一段高となった。

 東証1部の出来高概算は、朝方のSQ算出分が加わったため22億4862万株(前引けは11億8192万株)となり、売買代金は2兆9645億円(同1兆5794億円)。1部上場2015銘柄のうち、値上がり銘柄数は734(512)銘柄、値下がり銘柄数は1140(1385)銘柄。

 また、東証33業種別指数は12業種(前引けは4業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、石油・石炭、サービス、小売り、陸運、電力・ガス、鉱業、精密機器、などだった。(HC)

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