【株式市場】対中関税「第4弾」の一部緩和を受け日経平均は朝方241円高のあとも堅調に推移

株式

◆日経平均は2万584円90銭(167円75銭高)、TOPIXは1494.23ポイント(7.66ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億1743万株

 8月14日(木)前場の東京株式市場は、米国が対中関税「第4弾」の実施に向けてパソコンなどの一部品目を延期の方針と伝わり、NYダウの372ドル高などを受けて株価指数の先物が先行高し、日経平均も214円高で始まった。TDK<6762>(東1)などの電子部品株や安川電機<6506>(東1)などの中国景気敏感株が高い。日経平均は241円98銭高(2万697円42銭)を上値に一進一退を続け、前引けは129円46銭高(2万584円90銭)だった。主な株価指数の中では日経JASDAQ平均が安い。

ゴルフダイジェスト・オンライン<3319>(東1)が「渋野日向子選手フィーバー」に加えて第2四半期決算の発表が好感されて急伸し6日続伸基調。フマキラー<4998>(東1)は第1四半期発表のあと下げたが14日は評価し直される様子で反発。グローバルウェイ<3936>(東マ)は第1四半期決算が好感されてストップ高。ユニバーサル園芸社<6061>(JQS)は6月決算と今期の見通しが注目されて急伸。

 東証1部の出来高概算は5億1743万株、売買代金は9131億円。1部上場2149銘柄のうち、値上がり銘柄数は1461銘柄、値下がり銘柄数は607銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る