【銘柄フラッシュ】ビリングシステムが急伸しエアバッグ問題のタカタも高い

株式市場 銘柄

 19日は、タカタ<7312>(東1)がストップ高の20.3%高となり、エアバッグ問題を巡り米国の消費者がトヨタ自動車<7203>(東1)などを提訴している訴訟が和解の方向と伝えられ、タカタについてもトンネルの先に光が見えた雰囲気になり東証1部の値上がり率1位。アトラ<6029>(東1)は鍼灸治療院向けの事務処理サービス会員数が4月末現在で2259会員となり、純増ペースとしては月平均30会員となっていることなどが好感されて14.9%高となり東証1部の値上がり率2位。アイビーシー(IBC)<3920>(東1)は6月開催の展示会に初披露の情報監視ソリューションを出展することなどが期待材料視されて11.9%高となり東証1部の値上がり率3位。

 メディカル・データ・ビジョン<3902>(東1)は3月に閣議決定された医療ビッグデータ活用法案「次世代医療基盤整備法案」により事業拡大が加速する見込みが濃厚で90.%高となり上場来の高値。KeePer技研<4674>(東1)は正午に株式分割を発表して後場一段高隣7.1%高。東天紅<8181>(東1)は東京・上野動物園のパンダ妊娠の兆候と伝わり朝方に19.4%高と急伸したが値を保てず大引けは5.3%高。

 ソリトンシステムズ<3040>(東2)は15日に発表した第1四半期決算の大幅増益などが再評価とされて10.7%高となり上場来の高値。マーキュリアインベストメント<7190>(東2)は12日に発表した決算などを再評価とされて出直り4.3%高。井村屋グループ<2209>(東2)はアズキ(小豆)の不作による値上げなどに期待との見方があり2.6%高程度だが7日続伸となって戻り高値。

 精養軒<9734>(JQS)は東京・上野動物園のパンダ妊娠の兆候と伝わり活況となり8.0%高となり2014年来の高値を更新。ミズホメディー<4595>(JQS)は12日に発表した四半期業績の大幅増益などが材料視されて13.4%高となり一日おきに上場来の高値を更新。

 ビリングシステム<3623>(東マ)はスマートフォン決済アプリについてゆうちょ銀行<7182>(東1)と提携に向けた協議を開始との発表が好感されてストップ高の18.4%高となった。(HC)

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