小林産業は第2四半期、通期業績予想の修正を発表

■同社グループの主要部門である鋲螺部門において売上総利益率が想定以上に推移

 建設用ボルト、ナットの小林産業<8077>(東1)の売上高は、概ね同初の予想どおり推移しているが、利益面では、同社グループの主要部門である鋲螺部門において売上総利益率が想定以上に推移したことから、第2四半期、通期業績予想の修正を発表した。

 17年10月期第2四半期連結業績は、売上高は前回予想を61百万円下回るものの、営業利益は68百万円、経常利益は66百万円、純利益は66百万円上回ることになり、17年10月期第2四半期連結業績は、売上高101億39百万円(前年同期比4.5%増)、営業利益2億48百万円(同152.1%増)、経常利益3億46百万円(同71.7%増)、純利益2億46百万円(同37.9%減)となった。なお、最終利益が減益となったのは、前年同期は法人税が△2億53百万円だった影響による。

 通期連結業績予想は、売上高は1億円、営業利益は90百万円、経常利益は1億円、純利益は80百万円当初予想を上回る見通し、その結果、売上高206億円(同7.0%増)、営業利益は90百万円上回る4億40百万円(同32.1%増)、経常利益は1億円上回る6億60百万円(同24.3%増)、純利益は80百万円上回る4億40百万円(同26.6%減)を見込む。

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