エスプールの第2四半期は人材ソリューション事業が大幅増収増益と好調

■ビジネスソリューション事業は増収ながら減益

 エスプール<2471>(JQS)の第2四半期の人材ソリューション事業は大幅増収増益と好調に推移した。

 一方のビジネスソリューション事業は、ロジスティクスアウトソーシング、スマートメータ設置業務の減収を障がい者雇用支援サービスの売上増によりカバーし、事業全体では増収となった。利益面については、新しく開設した葛西物流センターの費用先行、積極的な人員採用による人件費が嵩み、減益となった。

 その結果、今期17年11月期第2四半期連結業績は、売上高53億29百万円(前年同期比24.0%増)、営業利益2億62百万円(同6.0%増)、経常利益2億65百万円(同10.3%増)、純利益1億73百万円(同13.5%減)となった。
 最終利益が減益となったのは、前年同期に比較して法人税が66百万円多かった影響。

 第2四半期業績は概ね当初計画通りで推移していることから、通期連結業績予想は当初予想を据え置いている。

 今期通期連結業績予想は、売上高108億24百万円(前期比17.2%増)、営業利益5億83百万円(同14.8%増)、経常利益5億71百万円(同15.0%増)、純利益3億34百万円(同18.0%減)を見込む。

 ちなみに、進捗率を前年同期と比較すると売上高49.2%(前年同期46.5%)、営業利益44.9%(同48.7%)、経常利益46.4%(同48.4%)、純利益51.8%(同49.0%)となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る