【株式市場】日経平均は41円高となり反発、後場は決算好調な銘柄の上げ目立つ

◆日経平均は2万8457円68銭(41円21銭高)、TOPIXは2032.51ポイント(8.61ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は11億9652万株

 4月27日(木)後場の東京株式市場は、デンソー<6902>(東証プライム)が午前11時の決算発表などを受けて一段と上げ、トヨタ<7203>(東証プライム)はデンソーの好決算に加え26日に発表した東海理化<6995>(東証プライム)が「客先台数の増加」などにより大幅増益だったことも注目され一段高。26日発表のキヤノン<7751>(東証プライム)も一段ジリ高となった。円安を受け住友ゴム<5110>(東証プライム)などが一段と強含み、日本製鉄<5401>(東証プライム)などの鉄鋼株もジリ高。日経平均は前引けと同水準の64円安で始まり、13時半頃から小高くなり大引けも堅調。前日比で反発した。

 後場は、愛三工業<7283>(東証プライム)が一段高となり26日発表の決算や今期予想、自社株買いなど好感。白洋舎<9731>(東証スタンダード)はホテル・レストラン向け事業の組織再編など好感され一段高。朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は熱電モジュール量産との24日の化学専門紙報道で注目した向きが再び介入とされ急伸。サイバートラスト<4498>(東証グロース)は今期も大幅増益予想の決算など好感され終日買い気配のままストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は11億9652万株(前引けは4億6072万株)、売買代金は3兆66億円(同1兆1692億円)。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は1037(前引けは1003)銘柄、値下がり銘柄数は712(同716)銘柄。

 東証33業種別指数は22業種(前引けは18業種)が上げ、値上がり率上位は、銀行、輸送用機器、鉄鋼、ゴム製品、電気機器、機械、繊維製品、ガラス土石、非鉄金属、卸売り、金属製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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