【株式市場】日経平均は32円高、後場小高いが首相指名選挙で様子見、TOPIXは小安い

◆日経平均は3万9533円32銭(32円95銭高)、TOPIXは2739.68ポイント(2.47ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は20億2618万株

 11月11日(月)後場の東京株式市場は、国会での首相指名選挙を受けて様子見姿勢があり、決戦投票になった上、玉木・国民民主代表の不倫問題が取り沙汰されたため決戦投票に不透明感が漂い、日経平均は大引けまで前日比変わらずの水準で上下に各50円前後の幅で小動きを続けた。13時に四半期決算を発表した日清食品HD<2897>(東証プライム)、14時に発表した明治HD<2269>(東証プライム)など発表後に値下がりする銘柄が意外に多いとの見方もあった。

 後場は、前取引日に発表した古河電工<5801>(東証プライム)は前場ストップ高のまま大引けまで買い気配を継続。前取引日に発表したタカラバイオ<4974>(東証プライム)は一段ジリ高。ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)はきょう四半期決算発表とあって一段と強含んだ。8日発表のユシロ化学工業<5013>(東証スタンダード)は大引けまで買い気配のままストップ高。7日に発表した日本情報クリエイト<4054>(東証グロース)は2日連続大幅高。

 東証プライム市場の出来高概算は20億2618万株(前引けは10億7095万株)、売買代金は4兆2256億円(同2兆1620億円)。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は698(前引けは565)銘柄、値下がり銘柄数は969(同1022)銘柄。

 東証33業種別指数は11業種(前引けは10業種)が値上がりし、値上がり率上位は、非鉄金属、ゴム製品、倉庫運輸、その他製品、空運、陸運、電気機器、医薬品、卸売り、小売り、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■低位株と割安銘柄で挑む12月決算市場  12月期決算銘柄の師走相場では、業績を上方修正し増配を発…
  2. ■師走相場、守りと攻めの二刀流で挑む年末投資戦略  「守るも攻めるも」あと1カ月である。師走相場が…
  3.  暖房機器、除雪商品などを展開し割安放置が目立つセクターにホームセンター株がある。PBRが1倍を割…
  4. ■背広の売れ行きが映す街角の景気シグナル  街角の景気実感を分析し、景気実態を明らかにする経済指標…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る