【株式市場】円安基調で日経平均は高値に進み新規上場2銘柄は好発進

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万8158円96銭(171円87銭高)、TOPIXは1480.04ポイント(17.97ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億7654万株

チャート15 18日前場の東京株式市場は、1ドル119円台に入る円安基調への復帰などが好感されてファナック<6954>(東1)などが上げ、日経225先物やJPX400先物などで日本株全体を買う動きもあり、日経平均は11時にかけて181円98銭高(1万8169円07銭)まで上げ、2007年以来の高値を2日ぶりに更新した。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

12月決算を昨日発表し今期予想が好調なブリヂストン<5108>(東1)などが上げ、中国の「春節」大型連休(18日~24日)の訪日観光客の増加に期待して東海旅客鉄道<9022>(東1)ラオックス<8202>(東2)などが高値に進んだ。本日まで開かれている日銀の金融政策決定会合にも期待が強かった

本日は新規上場が2銘柄あり、ファーストブラザーズ(3454・東マ、売買単位100株)は不動産ファンドによる資産運用などを行い、朝9時の売買開始と同時に公開価格2040円を上回る2090円で売買が成立して初値をつけ、その後は2140円まで上げ、前引けは1900円。

もう1銘柄のファーストロジック(6037・東マ、売買単位100株)は投資用不動産情報サイト「楽待」(らくまち)などを運営し、10時46分に公開価格1770円に対し2700円で売買が成立し初値をつけ、その後2994円まで上げ、前引けは2570円だった。

東証1部の出来高概算は13億7654万株、売買代金は1兆3127億円。1部上場1862銘柄のうち、値上がり銘柄数は1444銘柄、値下がり銘柄数は299銘柄だった。

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