【株式市場】NY株式が高く為替も円安に戻り日経平均は一時106円高、新規上場銘柄も強い

株式

◆日経平均の前引けは1万9468円73銭(106円18銭高)、TOPIXは1604.32ポイント(6.56ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億8923万株

チャート4 30日(水)前場の東京株式市場は、北朝鮮のミサイル発射の影響が注目されたNY株式が高かった上、円相場は海外市場から円安基調に戻ったため、鉄鋼株や自動車株などが上げ、日立製作所<6501>(東1)は対ユーロでの為替効果などが言われて続伸。日経平均は9時30分にかけて139円99銭高(1万9502円54銭)まで上げ、前引けも106円18銭高だった。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は軟調。

 サニックス<4651>(東1)日本特殊塗料<4619>(東1)が「ヒアリ」対策への注目再燃などで上げ、ネットイヤーグループ<3622>(東マ)は特別利益が好感されてストップ高。平山ホールディングス<7781>(JQS)は来年度予算の概算要求で働き方改革への支援予算との報道なども言われて一時ストップ高。

 30日上場のUUUM(ウーム)<3990>(東マ)は買い気配のまま初値がつかず、前引けは3500円の買い気配(公開価格2050円の70.1%高)。

 東証1部の出来高概算は6億8923万株、売買代金は8699億円。1部上場2023銘柄のうち、値上がり銘柄数は1049銘柄、値下がり銘柄数は824銘柄となった。(HC)

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