【注目銘柄】エン・ジャパンは06年高値に接近、18年3月期1Q大幅増益で2Q累計と通期の予想を増額修正

注目銘柄

 エン・ジャパン<4849>(東1)に注目したい。求人情報サイト大手で、総合転職情報サイト「エン転職」を主力としている。18年3月期第1四半期が大幅増益となり、第2四半期累計と通期の予想を増額修正した。さらに再増額の可能性が高いだろう。株価は06年高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期1Q大幅増益で2Q累計と通期を増額、さらに再増額の可能性

 18年3月期第1四半期(4~6月)連結業績は、売上高が前年同期比26.2%増の91億26百万円となり、営業利益が51.6%増の27億31百万円、経常利益が58.4%増の27億53百万円、そして純利益が61.8%増の19億07百万円だった。

 求人サイトが37.8%増収と好調に推移して牽引した。主力の「エン転職」においてユーザー会員数増加などで応募効果が好調に推移し、広告掲載数が増加した。人材紹介は9.4%増収だった。子会社EWJは横ばいだったが、エン・ジャパンの人材紹介が大幅伸長した。

 第1四半期の好調を受けて第2四半期累計(4~9月)予想と通期予想を増額修正した。修正後の通期連結業績予想は、売上高が9億70百万円増額して17年3月期比21.1%増の384億円、営業利益が6億円増額して21.0%増の83億円、経常利益が6億円増額して19.7%増の82億円、純利益が4億50百万円増額して33.6%増の53億50百万円とした。

 利益面では第2四半期累計の増額幅に比べて通期の増額幅が小さく、費用の増加で下期を減額した形になるが、修正後の通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高23.8%、営業利益32.9%、経常利益33.6%、純利益35.6%で利益進捗率が高水準である。再増額の可能性が高いだろう。

■株価は06年高値に接近、好業績評価して上値試す

 株価は3000円近辺でのモミ合いから上放れ、8月30日には3930円まで上伸して06年高値4170円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  2. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  3. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  4. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  5. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  6. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る